Novel Blog
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
翌朝。
レイコはメイドに起こされた。
「レイコ様、レイコ様!!」
目をこすり、ゆっくり起き上がるレイコ。
「なぁんだ、ハルトかと思えばお前か。」
「なぁんだ、・・・・・・じゃないですよっ。花屋の息子が階下まで来てるんですよ。」
レイコはメイドのこの一言で、部屋を勢いよく飛び出し、階下まで走る。
「ハルト、・・・・・・ハルトはどこなの?」
階段を降りて辺りを見回すと、正面にハルトは居た。
「あら、久しぶりね。今まで何処で何してたの?」
ゆっくり、ゆっくり、流れていく時間の針を己の足で留めるかのように、ハルトに近づくレイコ。
「何処で何してたかって?
そんなの決まってるじゃないか。店で親の手伝いしてたの。」
ハルトは爽やかな笑顔で言う。
「ハルト、確か、今夜よね?」
レイコは舞踏会のことを聞く。
「あぁ、そうだな。衣装は、君と初めて会った時と同じだけど、良いよね?」
「えぇ、勿論。」そう言ってから、レイコは少し考えて、付け足すように言った。
「ハルトがあの頃と同じ衣装で来るなら、私もあの頃の衣装にしようかな。」
上機嫌なレイコを見て、ハルトはぼそっと呟いた。
「楽しみだな、あの頃に戻れると思うと。」
その後、二人は夜に会う約束をして別れた。
レイコはメイドに起こされた。
「レイコ様、レイコ様!!」
目をこすり、ゆっくり起き上がるレイコ。
「なぁんだ、ハルトかと思えばお前か。」
「なぁんだ、・・・・・・じゃないですよっ。花屋の息子が階下まで来てるんですよ。」
レイコはメイドのこの一言で、部屋を勢いよく飛び出し、階下まで走る。
「ハルト、・・・・・・ハルトはどこなの?」
階段を降りて辺りを見回すと、正面にハルトは居た。
「あら、久しぶりね。今まで何処で何してたの?」
ゆっくり、ゆっくり、流れていく時間の針を己の足で留めるかのように、ハルトに近づくレイコ。
「何処で何してたかって?
そんなの決まってるじゃないか。店で親の手伝いしてたの。」
ハルトは爽やかな笑顔で言う。
「ハルト、確か、今夜よね?」
レイコは舞踏会のことを聞く。
「あぁ、そうだな。衣装は、君と初めて会った時と同じだけど、良いよね?」
「えぇ、勿論。」そう言ってから、レイコは少し考えて、付け足すように言った。
「ハルトがあの頃と同じ衣装で来るなら、私もあの頃の衣装にしようかな。」
上機嫌なレイコを見て、ハルトはぼそっと呟いた。
「楽しみだな、あの頃に戻れると思うと。」
その後、二人は夜に会う約束をして別れた。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
03 | 2024/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
フリーエリア
最新CM
最新記事
(04/14)
(03/22)
(03/22)
(03/21)
(03/21)
最新TB
プロフィール
HN:
MIZURI†Fukami†Ryo
年齢:
31
性別:
女性
誕生日:
1992/08/22
職業:
学生
趣味:
読書、音楽鑑賞
自己紹介:
野いちごで小説を書いてるものです。
なんとなく分かる」という方がいらっしゃれば、僕が誰だか分かりますね。
僕の正体を知っているのは、何人いるかな?
ま、んな感じで、これから小説を書くときもあれば、僕のことを書く時や、僕の日常生活を書くときもあると思います。
てなわけで、よろしく。
MIZURI†HUKARI†Ryo
なんとなく分かる」という方がいらっしゃれば、僕が誰だか分かりますね。
僕の正体を知っているのは、何人いるかな?
ま、んな感じで、これから小説を書くときもあれば、僕のことを書く時や、僕の日常生活を書くときもあると思います。
てなわけで、よろしく。
MIZURI†HUKARI†Ryo
ブログ内検索
最古記事
(03/20)
(03/20)
(03/20)
(03/20)
(03/20)
P R