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受験勉強もあることだし、


もう小説を書くのは辞めよう。



誰も読んでないし。



この記事自体、独り言化してるし(T_T)





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翌朝。


レイコはメイドに起こされた。

「レイコ様、レイコ様!!」


目をこすり、ゆっくり起き上がるレイコ。


「なぁんだ、ハルトかと思えばお前か。」


「なぁんだ、・・・・・・じゃないですよっ。花屋の息子が階下まで来てるんですよ。」


レイコはメイドのこの一言で、部屋を勢いよく飛び出し、階下まで走る。


「ハルト、・・・・・・ハルトはどこなの?」


階段を降りて辺りを見回すと、正面にハルトは居た。

「あら、久しぶりね。今まで何処で何してたの?」

ゆっくり、ゆっくり、流れていく時間の針を己の足で留めるかのように、ハルトに近づくレイコ。


「何処で何してたかって?
そんなの決まってるじゃないか。店で親の手伝いしてたの。」
ハルトは爽やかな笑顔で言う。

「ハルト、確か、今夜よね?」

レイコは舞踏会のことを聞く。

「あぁ、そうだな。衣装は、君と初めて会った時と同じだけど、良いよね?」


「えぇ、勿論。」そう言ってから、レイコは少し考えて、付け足すように言った。

「ハルトがあの頃と同じ衣装で来るなら、私もあの頃の衣装にしようかな。」


上機嫌なレイコを見て、ハルトはぼそっと呟いた。


「楽しみだな、あの頃に戻れると思うと。」




その後、二人は夜に会う約束をして別れた。






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以上です。



MIZURI†

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どーも。


読んでる最中に悪いですね。
はい、ごめんなさい。



いやぁ、さっき洗顔してたんだよね。

やりだしたら、頬の赤みが消えるまでやりたくなるから、もう、3回ぐらい洗ったね。

そしたら、今度はヒリヒリしてきて、痛いんですよ

今も痛いです


でも、我慢だ、我慢。

明日の朝には、超 綺麗になった自分がそこにいるんだから


頑張れ、MIZURI†



MIZURI†


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二人の出逢いを思い出す間に、睡魔が襲う。


「うぅ、そろそろ寝なくては・・・・・・。」


レイコはベッドの傍の灯りを消した。






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部屋に戻ったレイコはすぐにベッドに潜り、仰向けになる。

「いつだったかしら、ハルトとの出会いは・・・・・・。」



繰成 零子と香 春兎が初めて会ったのは、今から5年前のこと――――。


薄紅色のドレスを着た一人の少女は、夕方の城下町を歩いていた。


偶然、通りかかった花屋に、薔薇があったので、つい、欲しくなってしまった繰成零子は、店員を呼ぶ。

店の奥から出てきたのは、香 春兎(コウ・ハルト)という一人の少年だった。


「いらっしゃいませ、お姫様。」

ハルトは笑顔で接してくれた。

「こんばんは、ハルトくん。
薔薇をいっぱい欲しいの。」

一般人の店に、こんなに美しい顔立ちの男の子が居たなんて・・・・・・!

嬉しくて堪らず、満面の笑みを浮かべるレイコ。


「俺が、好きなだけ取って良いってことですね?」

なんて美しい王女様なんだ・・・・・・!と満面の笑みを浮かべるハルト。


「えぇ、勿論よ。」


結局、彼は47本の真っ赤な薔薇を取って、ラッピングし、レイコに渡した。

「これら赤い薔薇は、おいくらになりますの?」

「いえ、王族の方は無料でございます。」


「しかし、払わねば私の気がすまない。47本の赤薔薇、いくらだ?」

申し訳ないという顔をするレイコ。


「お姫様がそう仰せになられるなら、仕方がございません。
一般人価格の100ビアでございます。」

急に青ざめた顔をするハルト。

「何故、一般人価格なの?」

「ホントは、王族の方にはお勘定はさせてはいけないのですが、お姫様がどうしてもと仰せになるので・・・・・・。しかし、お姫様がお勘定なされば、俺の身に危険が・・・・・・。なので、お姫様がお勘定なされても誰にも気付かれぬよう、一般人価格にさせていただいたのでございます。」

背筋から青いものを流し、切羽詰まった様子で説明するハルト。


「そうか、そうか。分かった。」

と言うと、何故か恥ずかしそうな表情をするレイコ。

「あぁ・・・・・・、えと・・・・・・。」

「どうかなされましたか、お姫様?」

心配して、レイコの顔を覗きこむハルト。

「そんな敬語、もう遣うな。私と話す時は、敬語で話すでないぞ、ハルト・・・・・・。」


この時、ハルトは気付いた。
王女様の中の俺は、特別な存在にあると。


「俺、貴女と付き合いたい。」

「私も、付き合いたい。」






これが二人の出逢いだった。









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「大きな月だ。」
高嶋正悟は呟く。

「今日は、何の用?」

ドアの近くで立ち止まり、――まるで石にでもなってしまったかのように、――そこから一歩も動かないレイコ。


「まぁ、まぁ、そう怒るなよ。君が僕のことを気に入らないのは、もう知っている。」

窓辺で月を見ながら苦笑いするショウゴ。


「だから、用件は何だって聞いてんのよっ。」

苛々を募らせ、つい 怒鳴ってしまうレイコ。


「恐いなぁ、君は。」

月を見ながら言うショウゴ。
彼は続ける。

「今日、君を呼んだのは、次回の舞踏会で君と踊ることの許可を貰うためだ。」

部屋の空気が変わるのを感じるレイコ。

――緊張がはしる。


「嫌よ。私はハルトと踊るの。」

レイコは更に、残念だったわねと嫌味を込めて付け足した。


「そうか。分かった。じゃあ、僕は別の人を誘うよ。」


彼がそう言うや否や、レイコは回れ右をして廊下に出て、ドアを開けたまま、自分の部屋を目指し、胸を張って歩く。


ショウゴは自分の部屋から出て行くレイコを追いかける。

「話はまだ終わってないぞっ」
レイコの後ろ姿に向かって叫ぶ。


「何ですと?!さっきは舞踏会のことで呼んだと言っていたじゃないか!」

レイコは振り向かない。


「結婚式の話はまだしてなかっただろ、レイコ?」

「気安く私の名を呼ぶな!
私は あんたなんかと結婚しない。私はハルトと結婚するの。」

レイコの頬が紅く染まるのが、ショウゴには分かった。


「まぁ、今 君が言いたい放題であっても構わないさ。だって、君が僕を嫌っても君は強制的に僕と結婚させられるのだからね。」

「いいえ。私は誰が何と言おうと、ハルトと結婚するのよ。貴方も母も、私とハルトの関係を壊さないでよね。」

レイコが横を向く。


「残念ながら、そうはいかないんだ。だって、僕は君のことが好きだし、愛してるから。」
と彼が言った時、彼は既にレイコの背後に迫り、レイコの肩を抱いていた。

レイコは即座に抵抗したが、自分の肩が圧迫されて、動けない。

「お前の目的は何だ?」

「目的は、君だ。」

「嘘をつくな。どうせ、金なんだろ?」


「金なんかじゃない。君だ。」
「嘘をつくなと言っているだろ?!」

再び抵抗を試みるが、彼の腕が自分の胸元にさがり、両腕で固定されてしまった。


「結婚したら、君を幸せにするよ。」

そっとレイコの耳許で囁く。


「私はお前の愛など要らないし、幸せにしてもらう筋合いも無いわ。」

レイコはその手を離してと言った。

ショウゴは仕方なくレイコから離れた。

「今、君が僕を好きになれなくても、いつか必ず、僕を好きにさせてやるさ。」

「無理よ、そんなの。
貴方には、そんなことは出来ないわ。結婚も不可能よ。あたしは貴方と結婚なんかしないんだから。」

レイコはショウゴのほうを向き、目を大きく見開いて威嚇する。


「まぁ、そんなこと言ってられるのも今のうちだがね。」

ショウゴは部屋へ戻る。

「ケッ。所詮、あんたなんかハルトの足許にも及ばない人間よ。貴族だからって、偉そうにっ。」

怒りに身を任せ、ショウゴの部屋のドアを思い切り蹴り上げると、今度こそ自分の部屋へ戻った。






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どぉも。

MIZURI†Fukami†Ryoです。


いやぁ、長ったらしいPNですいません;;

でも、個人的には気に入っているんです、このPN




僕ね、今日はお出かけしてました。


何処へ行ってたかって


それを言ったらバレてしまいそうなので、秘密にしておきます



僕ね、昔、「存在感ない」って言われたことあるんだ。

言われてすぐは、びっくりして、ショックうけたけど、
今になって思い出すと、あたしスゲェ能力があるんじゃん?!って思う。


なかなか居ないですよ、存在感を感じさせない人って。


だから、これもある意味、僕の特技なんじゃないかって思う。



いやぁ、僕って凄い。


僕には、皆には無い能力が備わってるようだね。



凄いなぁ、僕。





という、作者の話ぃ。



どうでしたか


じゃあ、またね



MIZURI†(←長いので、ここまでで省略しちゃいます。)



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PAGE3



レイコがハルトに電話した直後、メイドがレイコの部屋に来る。

「お入り。」気配を察し、メイドを部屋に招く。


「レイコ様、ショウゴ様がお呼びでございます。」

メイドは扉の前で言った。


「仕方ないわね、良いわ、行く。あいつは、何処で 私を待ってるの?」

片手で髪の毛をグシュっと掴み、苦虫を噛んだような表情をするレイコ。


「お部屋でお待ちです。」

メイドは無表情のまま言った。

「分かったわ。すぐ行くと、あいつに伝えて。」


「かしこまりました、レイコ様。では、失礼します。」

メイドは扉を閉め、ショウゴの部屋へ向かう。


レイコは、メイドの足音が完全に聞こえなくなってから、大きなため息をついた。


「全く。何なのよ?!
何で、私なのよ?!」



夜の空にはいよいよ、雲に隠れていた満月が、姿を現した。






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page2


自分の部屋に着くと、早速 ハルトに電話するレイコ。

「もしもし、ハルト?」

大理石の床の上に置かれた天蓋付きのベッドに腰を掛けるレイコ。

「・・・・・・もしもし、君か?」

声は、ハルトのものだった。

「ハルトなのね?!
――今、どこなの?」

好きな人の声を聞いて、興奮するレイコ。


「家に居る。」

レイコの彼氏、ハルトは花屋の裏に住む、一般人の子供。
今日も、花屋の手伝いをしていた彼は、疲れきっている。

「会いたいわ、ハルト。」

嘆くように言う、レイコ。

「否、今日はもう会えない。でもね、君の話なら、聞いてあげるよ?」

彼にそう言われ、レイコは豹変する。

「聞いてよ、ハルト!!さっき、メイドに、私と貴方の関係を否定するようなこと言うのよ?!信じられないわ!!しかも、私にはショウゴさんが居るじゃないかって言うのよ?!あたし、嫌よ。誰があんなエロオヤジと付き合うっていうのよ!!絶対、嫌だわ!!私は、貴方が良いの。」

レイコの言う、ショウゴとは、高嶋正悟のことだ。
ショウゴは、レイコよりかなり年上の男で、趣味はエロ本を読むこととドライブという、エロオヤジ。レイコの母・祥子の話によれば、ショウゴは49歳だそうだ。

「それはそれは、可哀想だ。
今すぐにでも、そんなやつから君を守りたいけど、俺には出来ない。一般人に生まれた自分が歯痒いよ。」

家の窓辺に立つハルトは、悔しそうな顔をして言った。

「守ってよ、ハルト。」

涙声で言うレイコ。

「次の舞踏会はいつだ?」

片手をズボンのポケットに突っ込むハルト。

「次は、明日の夜よ。絶対、来て。」

「ホントに?!」

「えぇ、ホントよ。だから、絶対、来て。」

藁をも掴む思いで言う。


「あぁ、行くよ。・・・・・・あいつは、来るのか?」

「来るわ。どうするつもりなの?」

「俺は、探偵と手を組む。舞踏会では君と踊る。その間に、探偵にあいつの行動を偵察させるんだ。そして、舞踏会直後に、必ずや、俺の手で仕留めてやるんだ。」

「早まるのは止しましょう、ハルト。あいつはまだ生かしてあげて?」

「何で?」

「まだ殺すことは無いわよ。」
「しかし、君が守れと・・・・・・」「――殺さなくても良いわ。ただ、私とあいつとの間を引き裂いてほしいの。私は、貴方と一緒に居たい。ただそれだけよ。」

「そうか。分かった。じゃあ、終わったら帰るよ。」

「いつか、必ず、私を迎えに来て。」


「当たり前だろ。じゃあ、おやすみ。」

「おやすみなさい、ハルト。」

二人の会話は、そこで終わった。







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プロフィール
HN:
MIZURI†Fukami†Ryo
年齢:
31
性別:
女性
誕生日:
1992/08/22
職業:
学生
趣味:
読書、音楽鑑賞
自己紹介:
野いちごで小説を書いてるものです。

なんとなく分かる」という方がいらっしゃれば、僕が誰だか分かりますね。

僕の正体を知っているのは、何人いるかな?



ま、んな感じで、これから小説を書くときもあれば、僕のことを書く時や、僕の日常生活を書くときもあると思います。

てなわけで、よろしく。

MIZURI†HUKARI†Ryo
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