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レイコがハルトに電話した直後、メイドがレイコの部屋に来る。

「お入り。」気配を察し、メイドを部屋に招く。


「レイコ様、ショウゴ様がお呼びでございます。」

メイドは扉の前で言った。


「仕方ないわね、良いわ、行く。あいつは、何処で 私を待ってるの?」

片手で髪の毛をグシュっと掴み、苦虫を噛んだような表情をするレイコ。


「お部屋でお待ちです。」

メイドは無表情のまま言った。

「分かったわ。すぐ行くと、あいつに伝えて。」


「かしこまりました、レイコ様。では、失礼します。」

メイドは扉を閉め、ショウゴの部屋へ向かう。


レイコは、メイドの足音が完全に聞こえなくなってから、大きなため息をついた。


「全く。何なのよ?!
何で、私なのよ?!」



夜の空にはいよいよ、雲に隠れていた満月が、姿を現した。






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自分の部屋に着くと、早速 ハルトに電話するレイコ。

「もしもし、ハルト?」

大理石の床の上に置かれた天蓋付きのベッドに腰を掛けるレイコ。

「・・・・・・もしもし、君か?」

声は、ハルトのものだった。

「ハルトなのね?!
――今、どこなの?」

好きな人の声を聞いて、興奮するレイコ。


「家に居る。」

レイコの彼氏、ハルトは花屋の裏に住む、一般人の子供。
今日も、花屋の手伝いをしていた彼は、疲れきっている。

「会いたいわ、ハルト。」

嘆くように言う、レイコ。

「否、今日はもう会えない。でもね、君の話なら、聞いてあげるよ?」

彼にそう言われ、レイコは豹変する。

「聞いてよ、ハルト!!さっき、メイドに、私と貴方の関係を否定するようなこと言うのよ?!信じられないわ!!しかも、私にはショウゴさんが居るじゃないかって言うのよ?!あたし、嫌よ。誰があんなエロオヤジと付き合うっていうのよ!!絶対、嫌だわ!!私は、貴方が良いの。」

レイコの言う、ショウゴとは、高嶋正悟のことだ。
ショウゴは、レイコよりかなり年上の男で、趣味はエロ本を読むこととドライブという、エロオヤジ。レイコの母・祥子の話によれば、ショウゴは49歳だそうだ。

「それはそれは、可哀想だ。
今すぐにでも、そんなやつから君を守りたいけど、俺には出来ない。一般人に生まれた自分が歯痒いよ。」

家の窓辺に立つハルトは、悔しそうな顔をして言った。

「守ってよ、ハルト。」

涙声で言うレイコ。

「次の舞踏会はいつだ?」

片手をズボンのポケットに突っ込むハルト。

「次は、明日の夜よ。絶対、来て。」

「ホントに?!」

「えぇ、ホントよ。だから、絶対、来て。」

藁をも掴む思いで言う。


「あぁ、行くよ。・・・・・・あいつは、来るのか?」

「来るわ。どうするつもりなの?」

「俺は、探偵と手を組む。舞踏会では君と踊る。その間に、探偵にあいつの行動を偵察させるんだ。そして、舞踏会直後に、必ずや、俺の手で仕留めてやるんだ。」

「早まるのは止しましょう、ハルト。あいつはまだ生かしてあげて?」

「何で?」

「まだ殺すことは無いわよ。」
「しかし、君が守れと・・・・・・」「――殺さなくても良いわ。ただ、私とあいつとの間を引き裂いてほしいの。私は、貴方と一緒に居たい。ただそれだけよ。」

「そうか。分かった。じゃあ、終わったら帰るよ。」

「いつか、必ず、私を迎えに来て。」


「当たり前だろ。じゃあ、おやすみ。」

「おやすみなさい、ハルト。」

二人の会話は、そこで終わった。







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第一章 Nice to meet you!




夕暮れの王国に浮かぶ空は、実に美しい。

と、城内のバスルームで寛ぐ、ビクトリー王国の王女・繰生 零子(クリナリ・レイコ)は呟いた。


レイコの居るバスルームの窓から見える、夕焼け空は、うっすらと浮かぶ雲を照らす淡いオレンジ色と、水平線に沿って何処までも続く、パープル色のグラデーションは、確かに、美しい。

黄昏時のビクトリー王国は、とてもゆっくり、ゆっくりと、時が流れていく。



「ともこ、今頃、日本で何してるのかな?」猫足バスタブで森林の湯に浸かりながら、携帯でメールを打つレイコ。

「レイコ様、大丈夫でしょうか?」
バスルームのドアの外でレイコを待つメイドの声。


「えぇ。私は大丈夫。もうすぐ、あがるわ。」

レイコは携帯を持ったまま、ゆっくりとバスタブから脱け出し、そのままバスルームを出た。
「バスタオルでございます、レイコ様。」

レイコはメイドに軽くお礼を言うと、バスタオルを受け取る。
「今夜は、彼は来るかしら?」
バスタオルで自分の体を拭きながら、レイコは聞く。


「花屋の息子のことですね。」
メイドはレイコの彼氏を知っていた。

「花屋の息子じゃなくて、香 春兎(コウ・ハルト)と呼びなさい。分かった?」

メイドがハルトを名前で呼ばないのは、レイコとハルトが舞踏会で初めて会った時からずっとだ。


「ですが、私は、あの男はレイコ様には合わないと思うのでございます。しかも、彼は一般人です。レイコ様と彼は結ばれることは無いでしょう。」

「それ以上、言うんじゃありませんよ!!」
着替えが済み、バスタオルをメイドに押し付けるレイコ。

「しかし、これは王国の法律でございます。レイコ様、花屋の息子なんて、諦めるべきです。」

メイドを一人残し、足音を立てながら廊下を歩くレイコ。


「もう、お前の話など聞きたくない!!私は部屋へ行く。」

そう言いながら、階段を駆け降りて、自分の部屋へ行こうとするレイコを、メイドが追いかける。

「お待ち下さい、レイコ様!!・・・・・・レイコ様ぁ!!」


必死で追いかけるメイドを、レイコの母でありビクトリー王国の女王・繰生祥子(クリナリ・ショウコ)が制した。

「奥様・・・・・・!!」

祥子は微笑む。

「なぁに、あの子はまだ17歳。まだまだ、青春真っ只中。だから、彼氏が出来たって構わない。でもね、あの子が大人になったら、高嶋 正悟(タカシマ・ショウゴ)さんと結婚してもらうわ。」


祥子の微笑には何か企みが含まれているように、メイドには見えた。








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さっきの自己紹介+挨拶の続きです。



僕はね、普段は、学校行ってます。


とはいえ、じきに卒業しますが。




あ、自慢しようかな。

僕ね、北川景子さんと誕生日が同じ日なんですよ。


凄いですよね、
あの美人女優と誕生日が同じだなんて。



という、自慢でした。








以上で、僕の自己紹介は終わり!


次から、僕のオリジナルイラスト付き小説を書き始めます。


時々、日記みたいなのを書きますが//////


じゃあ、その日記みたいなのの時までさよなら( ̄ー+ ̄)ニヤリ



MIZURI†Fukami†Ryo


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初めまして。

僕はMIZURI†Fukami†Ryoです。


僕←とか言ってますが、これでも一応、女です。





好きな食べ物は、ケーキと羊羮です。


好きな飲み物は、紅茶(午後ティーは無理×)と、緑茶、ウーロン茶、メロンソーダ、爽健美茶、十六茶ですね。水は、クリスタルガイザーかボルビックだけ飲みます。最近、「いろはす」とかいうのが出てきましたが、CMがいまいちよく分かんないし、信用できないので、買いませんね。あのCM、意味分かんなくないですか?
もう少し、商品に関する説明を入れても良いのではと思いますね。



好きな野菜は、ニンジン、ピーマン、キャベツ、明日葉。
明日葉は、物忘れに効く食材だそうですね。(テレビで取り上げられてました。)



好きなお笑い芸人さんは、
麒麟の川島さん、オードリーの若林さん。


好きなタレントは、
八嶋智人さん。






好きな人:居ません。




好きな花は、桜(ソメイヨシノに限る)、薔薇、チューリップ、向日葵。



そんな僕を
よろしく。


MIZURI†Fukami†Ryo


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プロフィール
HN:
MIZURI†Fukami†Ryo
年齢:
31
性別:
女性
誕生日:
1992/08/22
職業:
学生
趣味:
読書、音楽鑑賞
自己紹介:
野いちごで小説を書いてるものです。

なんとなく分かる」という方がいらっしゃれば、僕が誰だか分かりますね。

僕の正体を知っているのは、何人いるかな?



ま、んな感じで、これから小説を書くときもあれば、僕のことを書く時や、僕の日常生活を書くときもあると思います。

てなわけで、よろしく。

MIZURI†HUKARI†Ryo
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